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パサートヴァリアント、「GTE」とディーゼルの「TDI」にドイツで試乗

旅も後半、ACCのありがたみを痛感する

さらに翌日は、用もないのにヴォルフスブルクからハノーファーまでの往復180kmを走った。なぜ走ったかというと、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を試すことをすっかり忘れていたからだ。

実のところアウトバーンは、想像以上に加減速を求められるシーンが多い。無制限から130km/h、100km/h、80km/hへの減速、あるいは反対に80km/hから無制限への加速など区間ごとのリミッターが細かく、どこかしらに設置されているカメラがスピード超過のクルマをゴルゴのごとく狙っている。走り慣れていないツーリストにとっては、ゴルゴの潜伏場所など知る由もない。

そこで活躍するのが、ACCだ。アウトバーンでは日本とは違い、追い越し車線でもたもたしているクルマやふらふら~っと車線変更してくるトラックなどはいない。しっかりとした秩序と合理的な流れがあるから、ACCも急な制御を迫られないで済んでいる。ブレーキ操作もそこらのドライバーより上手い。ステアリングのスイッチ操作はやや忙しい場面があるものの、ラクにロングドライブをこなせるし、レーンキープアシストを併用すればさらに運転の負荷は減る。旅の疲れもたまっていたため、普段はほとんど使わないACCのありがたみがことのほか身にしみた。

VWのエンジニアの中には、本拠地のヴォルフスブルクが田舎過ぎることを嫌い、ベルリンから往復450kmを毎日のように通っている方もいるという。ドイツ勢が“自動運転”に精力的で、かつ技術的に先を行っているのも、本当に必要としているユーザーが多いからなのかもしれない。

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